作曲家 むつ・ひろしさんのご冥福をお祈り致します

 今朝の読売新聞で訃報を知りました。
キングトーンズのグッドナイトベイビー さくらと一郎の昭和枯れすすき他の
作曲で知られる、作曲家のむつ・ひろしさんがお亡くなりになりました。
私にとっては氏のもう一つの顔である、ダイヤモンド音楽出版の名プロデューサーとしての
氏に強い思い出があります。今から25〜6年前、当時やっていたパンクバンド(?)の
倶利伽羅紋々子守唄という歌を氏がいたく気に入ってくれて、この歌のレコード化を再三私に熱っぽく語りかけて下さいました!。ところが当時の私はニューウェイブを気取った、 生意気な小僧で、ふん、演歌なんてという態度で接してしまいました、、、。
しかし、氏の本当に熱心な説得に根負けして、数年後、裏町物語 というタイトルに変わり
(作詞は音楽評論家の小西良太郎さんが担当)(私も亜井詠一というペンネームでした)
桂木良子さんという歌手の方のデビュー曲としてポリドールレコードから発売されました。
ほんのそれだけのお付き合いなのですが、氏のその歌に対する情熱の傾け方が今も忘れられません!。そしてそれは今の私の音楽に対する姿勢に物凄く影響を与えてくれています。
心からご冥福をお祈り致します。